ハーディング(パカパカ)チェック

「光過敏性発作」発症の可能性があるとされている動画の解析、評価を行うチェックを行います。　90年代に起きた大きな放送事故以来、放送局に放送用で納品される映像は光の点滅や輝度差のある規則的なパターン（縞模様・渦巻き・ダーツボード等）が一定のガイドラインに基づいている必要があります。ハーディング(パカパカ)チェックはその検出の為に行われるテストです。
解析方式は(​NAB Japan 2006) と（UK-OfCom/ITU 2009）の2種類から選ぶことが出来ます。指定が無い場合は(​NAB Japan 2006)で検査を致します。

アニメーション等の映像手法に関するガイドライン

１．映像や光の点滅は、原則として１秒間に３回を超える使用を避けるとともに、次の点に留意する。
(1)「鮮やかな赤色」の点滅は特に慎重に扱う。
(2)避けるべき点滅映像を判断するにあたっては、点滅が同時に起こる面積が画面の１/４を超え、かつ、輝度変化が10パーセント以上の場合を基準とする。
(3)前項(1)の条件を満たした上で、(2)に示した基準を超える場合には、点滅は１秒間に５回を限度とし、かつ、輝度変化を20パーセント以下に抑える。加えて、連続して２秒を超える使用は行わない。

２．コントラストの強い画面の反転や、画面の輝度変化が20パーセントを超える急激な場面転換は、原則として１秒間に３回を超えて使用しない。

３．規則的なパターン模様（縞模様、渦巻き模様、同心円模様など）が、画面の大部分を占めることも避ける。

日本放送協会〔ＮＨＫ〕と(社)日本民間放送連盟〔民放連〕が出しているアニメーション等の映像手法に関するガイドライン2006年４月１日一部改訂より一部引用

■ハーディング(パカパカ)チェック作業価格表

作業の受付・納品について

全ての作業は、基本事前予約を前提でお願い致します。素材量がはっきりしていない場合でも、およその作業枠を確保する関係上必ず予約をお願い致します。規定時間内であれば、予約なしの持ち込み作業でも可能な限り対応させて頂きますが、場合によってはお受付ができない場合がありますので、できるだけ事前予約をお願い致します。